紅型松本紬首里花織北村武資

北村武資

北村武資・重要無形文化財保持者(人間国宝)

北村武資

「羅」と「経錦」二つの人間国宝の技を持つ、北村武資さん。

今までにないものを…誰もやってないものを…探し求め、羅と出会い、
もじり織と呼ばれる不思議で美しい織物を再現しました。
また正倉院に眠る「経錦」の復元にも成功し、幻の織を復元しました。
高い技術に裏付けされた、日本の最上級のエレガントが、ここにあります。

北村武資

北村 武資(きたむら たけし)★プロフィール

重要無形文化財保存者(人間国宝)

  • ●1935年 京都市に生まれる
  • ●1968年 日本伝統工芸展にてNHK会長賞を受賞する
  • ●1971年 京都国立近代美術館「染織の新世代」展に出品
  • ●1975年 日本伝統工芸染織展にて東京都教育委員会賞を受賞
  • ●1978年 NHK文化シリーズ「古代の紋織」放映される
  • ●1983年 東京国立近代美術館「伝統工芸30年の歩み」展に出品
  • ●1988年 日本伝統工芸展出品作品「緑地文羅」が文化庁買い上げ
  • ●1992年 京都府京都文化博物館「ほとけ・むら・さむらい」展に出品
  • ●1993年 京都国立近代美術館「世界の工芸」展に出品
    福島県立美術館「現代の染織」展に出品
    日本伝統工芸展出品作品「七彩亀甲文経錦裂地」が文化庁買い上げ
  • ●1995年 重要無形文化財保持者に認定される「-羅織-」
  • ●1996年 紫綬褒賞を受賞
  • ●2000年 重要無形文化財保持者に再度認定される「-経錦-」
    東京国立近代美術館に「浅黄地透文羅裂地」が出品
  • ●2001年 群馬県立近代美術館で「人間国宝北村武資織の美」展が開催される。

北村武資

北村武資

北村武資

■うんげん
北村武資が若くして最初に手がけた織物が"うんげん" という作品です。
重要無形文化財である" 羅" 及び" 経錦" を生み出す以前の作品で、
同系統の色の濃淡で立体感をだした、組織による模様の変化を求めた
ものです。他に類のない古今伝授の帯です。

北村武資

北村武資

北村武資

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